公益社団法人 四日市医師会

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医師会のご紹介

会長のご挨拶

 公益社団法人四日市医師会のホームページにアクセス頂き、ありがとうございます。
 私は2006年より四日市医師会の理事を務めさせて頂き、2022年6月28日より会長を拝命致しました。本会の現状をご紹介しつつ、ご挨拶申し上げます。四日市医師会は、1947年11月に設立され、2012年4月より公益社団法人へ移行し、現在は四日市市および三重郡三町の三泗地区の580名余の会員、240余りの診療所・病院より構成されております。
 三泗地区の住民の皆様が、住み慣れた地域で安心して暮らすために、四日市市および三重郡三町の行政と協力し、地域の「かかりつけ医」として予防接種および各種検診事業、介護保険事業、学校保健活動、産業医活動など多岐にわたる保健衛生業務を行なっております。
 本会では、住み慣れた自宅で療養し、最期は自宅で迎えたいという住民の願いを実現すべく、2007年より在宅医療および病診連携ならびに医療と介護の多職種連携の推進に取り組んでまいりました。その結果、2012年には、“在宅医療の先進地域「四日市モデル」”として全国から注目を浴びるようになりました。また、病院の入院患者さんがスムーズに在宅へ移行するようになると、病院の入院ベッドに余裕が生まれ、救急車の応需率が飛躍的に上昇するという好循環が生まれております。
 2025年には「団塊の世代」が75歳以上となり、日本人の5人に1人近くが75歳以上となる超高齢社会に突入いたします。超高齢社会を迎えるにあたり、ご自身の大切にしていることや望み、どのような医療やケアを望んでいるか、最期はどこで過ごしたいかについて、住民の皆様お一人お一人が、是非、自ら考えて頂きたいと思います。本会では、地域の「かかりつけ医」として、人生会議(アドバンス・ケア・プランニング:ACP)を普及・啓発してまいります。
 新型コロナウイルス感染症は全世界に拡大し、その影響は我々の生活・社会にも混乱を来たしました。今後も新興感染症の発生時には、保健所や各行政機関と連携しながら、地域住民の健康や命を守るために、総力を結集して取り組んでいく所存です。
 また、いつ起きてもおかしくないと言われ続けている南海トラフの巨大地震などの災害に対応できる医療体制の構築も喫緊の重要な課題と考えており、各関係機関と連携して早急に取り組みたいと考えております。
 最後に、地域住民の皆様が、「三泗地区に住んでいて良かった」と思っていただけるよう、真摯に取り組んでいく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

公益社団法人 四日市医師会
会長 山中 賢治

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